「副長、何か御用ですか」 無口そうな男が土方に聞いた。 「いや、コイツの入隊試験をしようと思ってな」 「へぇー、どいつ…って、昨日の!」 髪の長い少年があたしを覗き込んで驚いた。 「入隊試験なら他の平隊士でも良いのでは…?」 と、土方に聞く真面目そうな男。 …確かにそうですね(笑) 「まぁ、そうなんだが…」 「とりあえず、誰とやりたい? 僕か、平助か、一君か、土方さんの中で」 沖田が話を遮って聞いてきた。 …てか、土方も入ってたのか(笑)