「日向…その姿…」
「…何ともない。大丈夫だ。」
この姿は見せたことないはずだから、
多分沖田はびっくりしているだろう←
「ほう…まだ三尾ですか…」
そんな事を考えていると、
楓月があたしを見て言った。
…少しがっかりしたような顔で。
プッチーン←
「あ"?三尾でもあんたを殺すことは出来るんだよっ!!」
あたしは刀を構え、斬りかかった。
が。
「!?」
楓月に当たる寸前で刀が弾き返された。
もちろん、楓月が刀でやった訳ではない。
「…結界か。」
あたしがちっと舌打ちをすると、
今度は、
「日向が無理なら僕がやる!」
そう言って沖田が斬りかかったが、
あたしと同じく結界で弾き返された。
「…仕方ない。妖力には妖力だ」
あたしは持っている刀の腹に
軽く手のひらを滑らせた。
「何してんの!?」
沖田があたしの手をとろうしたが、
あたしはそれをヒョイっと避けて
続けた。
手のひらが切れていくのは少々痛いが、
すぐ治るからどうってことない。
すると、あたしの血を吸い込んだ刀には
紅い模様が浮き上がってきた。
怪しく光るその様子は、
まさに妖刀って感じ。

