あたしも刀を構え
斬りつけようとしたが、
それより先に沖田が動いた。
「うるさい!僕は弱ってなんかない!!」
そう言って、沖田は再び心臓を仕留めようと刀で突く。
…が、なんかいつもより弱々しい。
なので、男はまたも避けた。
…おかしい。
普段の沖田なら、
こんな奴一瞬で仕留めてるのに。
「…?」
ふと目に入ったのは、
沖田の口元についている不自然な血。
特に外傷はないのに、
そこだけ血がついている。
返り血だとしても、
口元だけにつくなんてありえない。
「…!?」
そして、次に目に入ったのは、
沖田の足元にある血の塊だった。

