沖田side
「何で此処にいるんですかと言われても
私も長州藩士ですからねぇ。」
そう言ったのは、
日向に妖怪の疑いがかかった時
現れた、楓月だった。
僕が楓月を睨んでいると、
「おい、俺もいるの忘れるなよ?
新撰組一番隊組長、沖田総司さんよっ!」
カキィィィンッ!!
楓月の隣にいた男が斬りかかってきた。
「何ですか?僕はあいつを殺さなきゃいけないんです。雑魚は引っ込んでて下さい。」
そう言って刀をはじき返すと、
男が口角を上げて、
「それは残念だなぁ?
俺も剣術には自信があるんだがっ!」
「!?」
そう言って、
休む間もなく斬りかかってきた。
…へぇ?
「長州にも骨のある人がいたとは…。
…じゃあ、先に貴方のお相手をしてあげます。僕と戦えるなんて光栄な事ですよ?」
普段ならやりかえす暇も与えませんから、と、僕は黒く微笑んだ。
すると、男はハハハッと笑った。
「そいつはありがたい事だな(笑)
…俺の名前は吉田稔麿だ。
それじゃあ、一戦よろしく頼むぜ?」
そして、斬り合いが始まった。

