すると、
沖田があたしの耳元に顔を近づけて囁いた。
「大切な女の子にケガされたら誰だって嫌じゃない?という事ですが、どうでしょう。」
「…は?」
そして、あたしから離れると、
ほら、そろそろ出発だよ?
と言って、隊士達の中に消えていった。
…大切?は?
確かに、新撰組唯一の女ですけども。
「え、ちょ、待てよ!」
あたしは、意味が分からないまま、
消えてった沖田の背中を追った。
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沖田side
…つい、大切って言っちゃったけど…
僕は後ろを振り返る。
すると、
「え、ちょ、待てよ!」
日向が、僕の後を
パタパタと追いかけてきている。
…。
…あの様子じゃ、全く意味分かってないんだろうね(苦笑)
日向、超鈍感だし←
土方さんに接吻されても気づかないし←
これから大変だな。
「ほらこっちこっち、」
…僕の大切な女の子。

