新撰組と妖狐ちゃん!



「な、何をするんですか急に!!」


本当はぶん殴りたいところだが、
今は任務中のため、
どーにか、堪えた←


すると、古高はニヤッとしたり顔をして、


「何って…あんこ取っただけや?」


とぼけて言った。


…いや、したり顔してるから思いっきり!


やばい、あたしが流されていってる!!


お色気!お色気を思い出せ!!
(いや、今思い出したら逆効果である)


あたしは、必死にお色気を思い出し、
行動に移そうとしたが、


「杏子ちゃん、意外とウブなんやなぁ?



そう言って、今度は、


チュッ


あたしの唇に古高の唇があたった。


いや、これは接吻とか言うらしい。







…山崎に教えてもらった。
(なんつー事を教えてんだ山崎ィ!!)