新撰組と妖狐ちゃん!



…この匂いは…


「ほら、ここで休めばええよ。
今、お茶を持ってくるから」


「すいません、ありがとうございます」


あたしを客間に案内した男は、
そう言って、部屋を出ていった。


…。


…さぁ、どうしようか。


この匂いの正体が分かったのはいいもののやっぱり自分の目で確かめない事には
この潜入捜査の意味がない。


仕事をちゃっちゃと終わらせたいあたしは今すぐ行動しようと、立ち上がりかけたが、


スーー…


「お菓子もあるんやけど、
お茶と一緒にどうだい?」


男が、お茶とおはぎを持って、
部屋の中に入ってきた。


「(ちっ…)…あ、是非頂きます。」


あたしは、即座に座り直した。


甘味には目がない日向なのでした。←