「よし、着るか…」
山崎を追い出し、
あたしは着替え始めた。
着物なんて、何年ぶりだ?
まだ村に住んでいた時は、
ずっと着物を着てたけど…
京に着てからは
ずっと男装してたからなぁー
そんな事を考えながら、
あたしは袴を脱ぎ、着物を羽織った。
…。
その瞬間、あたしはふと思った。
…あれ、着方分かんね←
…。
そーだよ!着物着てたっつっても、
子ども用の着物だよ!!←
大人の着物なんて着た事ねぇー!!!
あたしは、とりあえず、
町の女の人が着ているように、
真似て着てみるも…
「…。」
…なにこれ。
ただ綺麗な布を身体に巻きつけましたー
みたいな←
…しかも、なんか外れないんですが←
うぅ…(泣)
あたしは、フラフラと襖の前に行き、
スー…と開けた。
「お?着替えたんかー…って…。
…どないしたんソレ。」
「…山崎ぃ…。
…着物の着付け方…分かんねぇ…」

