「しっかし、日向が妖怪だったとはなぁ。そりゃ、いくら情報探しても出てこんわ。始めから人間じゃないって言ってくれれば良かったんに。」


へぇー、よく化けとんなぁ、と、
あたしをじーっと見る山崎。


「見るな、喋るな、生きるな。クナイ貸してみろ、あたしが直々に刺してあげる。」


「もう、会話成り立ってへん…」


生きるなってなんやねん…と
沈んでいる山崎に、


「つか、なんで此処にいるんだよ。
用があるなら早く言え。」


あたしはふと思った事を聞いた。


「日向が言わしてくれんかったんやろ!
…副長が呼んどるで。わいも関係ある事やけ、後で行くわ。ほな。」


そう言って、天井裏へと消えた。


…最初から用言っとけば
こんな事に4ページも使わなくて済んだのに。くそ山崎。
(ほぼ日向のせいである←)