新撰組と妖狐ちゃん!



土方side


俺は狐…いや日向に脅しをかけたが、
完璧に無視され、横を素通りされた。


…。


「ぷっ(笑)土方さん、
狐に話しかけてるだけで痛いのに、
無視されるなんて…(笑)」


「うるせぇ、黙れ!
お前もこいつが日向だっておもったんじゃなかったのかよ!」


俺を馬鹿にしてくる総司に怒鳴った。


確かに、これでこの狐が日向じゃなかったら、俺はかなり痛い奴になる。
現時点で、もう総司以外の奴にひかれてるからな…。


でも、こいつは日向だ。断言する。


すると、総司が、
訳の分からない事を言い出した。


「日向じゃないとは言ってませんよ?
むしろ、今ので僕も日向だと確信しました。」


「は?どういう事だ」


俺が怪訝な顔をすると、


「それはですね…


…土方さんを無視して
痛い奴に仕立てあげるという弄び方が、
まさに日向だなー、という事です!」


さすが、日向ですねぇ♫、と
ニコニコしながら言った。


…。


「どんな確信だよ…」


俺は怒鳴る気力もなく、
額に手を当て、深い溜息をついた。


もう、さすがというか…


こいつとはそもそも次元が違う事を
改めて確信した。←