「普通の狐じゃないって…」 「…妖、か…?」 「…。」 信じられないという顔をする三人。 「その妖怪の狐が、いなくなった日向と入れ替わりで現れたんだ。そいつが化けてたって考えるのが妥当だな。」 「嘘だぁ…」 頭を抱える平助。 三人の中でも平助にとっては信じられないだろうな。 …平助は日向の事、好いてるからな。 「…まぁ、詳しくはこいつに聞いてみねぇとなぁ?」 俺は狐を見た。 狐は未だに持ち上げられたまま、 やっぱり固まっていた。