土方side しばらくその場から動かなかった子狐は、急に頭をあげた。 そして、スタスタと歩き出した。 その方向は、朝、総司が勢いで外して 閉まりきってない襖だった。 こいつ…逃げるのか…? 「おい土方さん、どうする?」 どうする…か… 「そいつは…逃がしちゃならねぇ。絶対にな。」 そんな気がした。 すると、総司が、 「わぁ、土方さんと考えてる事が一緒なんて、明日は雪が降りますかねぇ? …皆さん、 その狐、絶対逃がしたらダメですよ!!!」 「おう!」