…いや、 この白いふわふわ自体があたしの手だ。 いや、まさか… あたしは身体を起こしてみた。 寝る前と違ってちゃんと力も入るし、 何より楽だ。 足元を見てみると、 白いふわふわの足が1、2、3、4本。 後ろを見てみると、 白いフサフサの尻尾。 目の横にあったはずの耳は、 頭のてっぺん。 …。 …変化…とけちゃった… こちらを見てくる幹部達の目の中に写っているのは、 紛れもない、 あたしの本来の姿、白狐の姿だった。