スーッと襖を開けると、


バフンッ


あたしは吸い寄せられるように
布団へと倒れこんだ。


何なんだよ全く…


五月病の次は熱、
熱の次は身体に力入らない病か!?


いいや、きっと寝たら直る…


そう信じて、
あたしは起きたばっかりなのに
何故か重たい瞼をゆっくりと下ろした。


前にもあったような無かったような、
右肩の痛みを感じながら。


次起きたら
大変な事になってるなんて
あたしは知らない。