あたしは少々飽きれながらも
料理を口に運んだ。


「どう?美味しい?」


…め…


「めちゃくちゃ美味しい!」


思わず笑顔になるような美味しさだった。


「めっちゃ美味いな此処の料理!」


沖田に言うと、


「う、うん、そうでしょ?」


なんか目を逸らされた。
しかも、顔赤いし。
もう酒が回ったのかぁ?


「…?」


あたしは疑問に思いながらも、
運ばれてくる料理を次から次へと平らげていった。