ホッとするような、惜しいような、なんだか不思議な気分。
気がつけば、屋上にはあたしたちだけで。
扉に向かうのに、郁実と肩を並べて歩く。
チラッと郁実を見ると、足もとばっかり見つめている。
「……どうしたの?」
「いきなり、やりすぎた?」
「…え?」
「真央、抵抗しないし……ちょっと、突っ走った」
反省してるってこと!?
ただエロいだけだと思ってた郁実が、そんなこと言うなんて!
「ううん……嬉しかったよ。郁実とキスしてる間、幸せだった」
あたし…どうかしてる。
郁実が甘いから、あたしまでセーブがきかなくなった!?
「マジで!?よかった!!嫌われたら、どーしようかと思った」
嬉しそうに、郁実がいつもの笑顔を見せる。
「嫌わないよ…郁実らしくないよね」
いつもなら、そんなこと言わないはず。
キスして当然、的な発言をしてきそうなのに。
気がつけば、屋上にはあたしたちだけで。
扉に向かうのに、郁実と肩を並べて歩く。
チラッと郁実を見ると、足もとばっかり見つめている。
「……どうしたの?」
「いきなり、やりすぎた?」
「…え?」
「真央、抵抗しないし……ちょっと、突っ走った」
反省してるってこと!?
ただエロいだけだと思ってた郁実が、そんなこと言うなんて!
「ううん……嬉しかったよ。郁実とキスしてる間、幸せだった」
あたし…どうかしてる。
郁実が甘いから、あたしまでセーブがきかなくなった!?
「マジで!?よかった!!嫌われたら、どーしようかと思った」
嬉しそうに、郁実がいつもの笑顔を見せる。
「嫌わないよ…郁実らしくないよね」
いつもなら、そんなこと言わないはず。
キスして当然、的な発言をしてきそうなのに。