「俺以外の奴と目を合わせるな。」




「・・・」





玲くんの不機嫌な一言でさえ無視してしまうほど、目の前の人は驚きの人物だった。





えっ?この人はホントに極道の人なんだよね?





目の前には極道の人とは思えないほど爽やかな笑みを私に向ける玲くんの世話係とも言える人らしい。





見た目は玲くんと同じ年だ。





小さい頃からずっと一緒なんだとか





それをこの爽やかからというか水色からできた人は3分以内に玲くんとの関係を事細かく説明してくれた。





そう、こんな状況になったのも昨日のせい





玲くんが不機嫌になる原因となった見つめ続ける現場をつくったのも・・・