好きだなんて言わなければよかった【完】




馬鹿にしたようにそう言い放つ彼を思わず、睨みつけた。



「…ははっ、怖っ。そんな怒ること?てか、やっぱり図星?」



「…な」



さすがにカチンときて、言い返そうとした瞬間、




「…おい。あんま、調子のんなよ」




そう言いつつ、旭くんは、私と淳くんの間にサッと入り、自分の背中で私を隠してくれる。




てか、旭くんいつの間にこんなに大きくなったんだろう。



はじめてあった時は、まだ私の目線よりちょっと高いくらいだったのに…。



そんなことを思って、しみじみと、感慨にふける私。





すると、




「…あー…オレ、そういうのマジ無理、もういいや、小夜子ちゃんレベルの女の子ならまたナンパすればいいし」