好きだなんて言わなければよかった【完】




出会って、一週間で彼氏の家、しかも親がいないって…。


それに、まだ、いろいろと早すぎる気がするし…。


…どうしよう…。



そんなことを頭の中で考えていると、




「…っち、なんだよ。結構ガード堅い感じ?見た目的に遊んでそうだけどさー。つか、付き合ってんだから、彼氏の家行くくらい普通でしょ?」




な、何…。




さっきの爽やかな態度から一変、雰囲気までもまるで別人。




驚きをかくせない私は、ただただ、唖然として淳くん見つめることしかできなかった。





「あ、オレって実はこういうヤツだから、小夜子ちゃんが理想としてるような男じゃなくてゴメンね」





クスクスと、さも可笑しそうに笑う彼は、私を見てそう呟く。