羅刹の刃《Laminas Daemoniorum》










 斬、と……。




 肉と骨が断ち切られる音がする。



 やったか?

 手応えはない。



 酒童がその手応えのなさに違和感を覚えた時、右腕と左足首に焼け付くような激痛が走る。








 斧のごとく横から振り回された人狼の左手が、酒童の片足片腕をもいだのである。