「どうぞお座りになって? お飲物はアイスティでいいかしら?」
「はい。あ、いいえ、どうかお構いなく……」
「いいのよ? 遠慮しないで、お楽にしてね?」
「はい、ありがとうございます」
お母様は、キビキビとした動作でお部屋を出て行かれた。
はあ〜、こういうのって苦手なのよね。隣に剛史さんがいてくれればまだ心強いのだけど……
少しして、トレーにアイスティのグラスを2つ乗せてお母様が戻って来られた。
「どうぞ?」
「ありがとうございます」
お母様はテーブルにグラスを置くと、私の真向かいに座られた。
「剛史ったら、きっと今頃は散らかり放題の部屋をかたしてるのよ?」
「そうなんですか?」
「たぶんね。日頃から整頓しなさいって言ってるのに、親の言う事なんかちっとも聞かないんだから……」
剛史さんは、本当はお泊まりのための着替えその他をバッグか何かに詰めてるはずだけど、それを私の口から言えるわけもなく、顔に作り笑いを浮かべながら、お母様のお話を黙って聞いていた。
「はい。あ、いいえ、どうかお構いなく……」
「いいのよ? 遠慮しないで、お楽にしてね?」
「はい、ありがとうございます」
お母様は、キビキビとした動作でお部屋を出て行かれた。
はあ〜、こういうのって苦手なのよね。隣に剛史さんがいてくれればまだ心強いのだけど……
少しして、トレーにアイスティのグラスを2つ乗せてお母様が戻って来られた。
「どうぞ?」
「ありがとうございます」
お母様はテーブルにグラスを置くと、私の真向かいに座られた。
「剛史ったら、きっと今頃は散らかり放題の部屋をかたしてるのよ?」
「そうなんですか?」
「たぶんね。日頃から整頓しなさいって言ってるのに、親の言う事なんかちっとも聞かないんだから……」
剛史さんは、本当はお泊まりのための着替えその他をバッグか何かに詰めてるはずだけど、それを私の口から言えるわけもなく、顔に作り笑いを浮かべながら、お母様のお話を黙って聞いていた。



