顔を誰かにペチペチと叩かれ、「そろそろ起きろよ」という男の声で私は目を醒ました。
ゆっくり目を開くと、マスクをした男が上から私を見下ろしている。これはまだ、夢なの?
私は気を失っている間、ある夢を見ていた。それは中3の時の、思い出したくもない、あるおぞましい出来事の夢……
ある日の放課後、私は違うクラスのある男子に呼び出され、体育館の裏に行っていた。もしかすると、という予感は当たりで、その男子から私は告白を受けた。
その男子とは、記憶の限りでは言葉を交わした事はなく、でも顔だけは知っていて、品のない、薄気味悪い笑い方をする彼を、私は生理的に受け入れられなかった。
当然ながら、私は彼の告白を迷わず断わったのだけど、それに逆上した彼に腕を掴まれ、体育館の中に引きずり込まれてしまった。
もちろん私は抵抗したのだけど、いくら小柄で痩せているとは言っても相手は男なわけで、抵抗も虚しく私は用具置き場の中に放り込まれるようにして入れられてしまった。
そしてその男子は私に馬乗りになると、私のブラウスの前を掴み、それをビリッと引き裂いた。私が必死で胸を庇っていると、次に男子は私のスカートの中に手を差し込んできた。
必死で脚を閉じて抵抗すると、男子に頬を思い切り叩かれた。「抵抗すると殺すぞ」とも。
私はそれで抵抗を諦め、目を閉じると心の中で強く念じた。
これは私じゃない。私のはずがない。誰か違う人に降り掛かった不幸なのだと……
ゆっくり目を開くと、マスクをした男が上から私を見下ろしている。これはまだ、夢なの?
私は気を失っている間、ある夢を見ていた。それは中3の時の、思い出したくもない、あるおぞましい出来事の夢……
ある日の放課後、私は違うクラスのある男子に呼び出され、体育館の裏に行っていた。もしかすると、という予感は当たりで、その男子から私は告白を受けた。
その男子とは、記憶の限りでは言葉を交わした事はなく、でも顔だけは知っていて、品のない、薄気味悪い笑い方をする彼を、私は生理的に受け入れられなかった。
当然ながら、私は彼の告白を迷わず断わったのだけど、それに逆上した彼に腕を掴まれ、体育館の中に引きずり込まれてしまった。
もちろん私は抵抗したのだけど、いくら小柄で痩せているとは言っても相手は男なわけで、抵抗も虚しく私は用具置き場の中に放り込まれるようにして入れられてしまった。
そしてその男子は私に馬乗りになると、私のブラウスの前を掴み、それをビリッと引き裂いた。私が必死で胸を庇っていると、次に男子は私のスカートの中に手を差し込んできた。
必死で脚を閉じて抵抗すると、男子に頬を思い切り叩かれた。「抵抗すると殺すぞ」とも。
私はそれで抵抗を諦め、目を閉じると心の中で強く念じた。
これは私じゃない。私のはずがない。誰か違う人に降り掛かった不幸なのだと……



