Loneliness




【Talk:テューロ】



それから、1週間後。



俺の独房には、
刹那、日里、瞬の3人が集まっていた。



帝国の情報を渡す代わりに、
殺してくれと言う俺の提案を、
刹那は呑んだ。



今日は情報を渡す日と言う事で、
俺の気持ちを汲んだのか、
刹那は自分の父親と騎士団の団長を
独房から遠ざけた。



俺を殺す日取りは まだ
決めていないとの事だったが、
俺から情報を引き出したら
刹那の父親が判断を下すだろうと
俺は考えていた。



「さて、あんたには出来る限り
多くの事を話して貰いたいわ。」



刹那の言葉に、小さく頷く。
最早 何かを隠そう等とは
考えていなかった。



「先ずは、帝国の皇家の構成を。」


「現在のトップはアルバス皇帝。
これは あんた達も良く知ってる
帝国の統治者だ。
御歳50。
妻はイリア、ウィズ、エリカの3人。
後継者は第1皇子アルフレッド30歳、
第2皇子アルバ20歳、
第3皇子アルク18歳、
第1皇女アリア28歳、
第2皇女アクア12歳。」



其処迄 一気に言うと、
刹那達は ぽかんと口を開けた。



「良く それぞれの年齢迄
覚えてるわよね……。」


「うち等の国王 今 何歳だったっけ?」



目を合わせて
面白そうに笑う刹那と日里。



漸くメモを取り終えた瞬が彼女等を見た。



「スパイってのは、
凄い教育を受けるらしいからね。」