「あー・・・春菜・・・」
「仕事でしょ?
私なら大丈夫だよ」
困らせるような事だけは
したくない。
「あぁ、分かった・・・
ちょっと電話してくる」
そう言うと 外に出てしまった。
今までだって
何だかんだ言って
待ってたんだもん。
3日くらい 余裕でしょ・・うん。
電話を終え、
戻ってきたと同時に
「春菜、明日
昼から行くから」
「うん、分かった」
「準備しとけよ?」
「え?でも
何持っていくのか
私分かんないんだけど・・」
「俺のじゃなくて春菜のな?」
「・・・・・?」
「春菜連れて来てもいいって
許可とったから」
「私?私も行くの!?」
「あぁ」
あまりに突然の事に
声が大きくなってしまった。