店の中に入ろうとした所で

「久保~!
お前 何してんの?」


そう言いながら

数人の 輝樹の友達らしき人達が来た。


「お前らこそ何してんだ?」


「ただの暇つぶしー
あれ?もしかして
久保の女って その子?」


一気に 私へと注目が集まった。


こういう場合の対応というものが
私には分からず

愛想笑いで誤魔化すしかないのだけど・・・


あんまり愛想笑いをしてると
輝樹の機嫌が悪くなるから・・・


切り抜け方が分からない・・・。



「あぁ、つーか、あんま見んな。
お前らに絡まれると
春菜が可哀想だろ」


「うっわ・・・
あの久保から そんな言葉が聞ける日がくるとは俺は感動した!」


「はいはい。あー・・春菜
こいつら うぜぇから
店ん中入っとけ。」


「あ、うん・・・・」


た、助かった・・・・。


輝樹の友達って 変わった人が多いんだよね・・・。