雪が降り積もるとね、どこからともなく七色の熊が現れるの。
そんで、敷地内に積もったばかりの柔らかい雪をムシャムシャ食べまくる。
雪が主食の熊なんだと。
初めてその場面に遭遇した時は、恐怖のあまり気を失いかけた。
だって熊だよ熊!
目の前に大きな体格の熊が何頭もウヨウヨと!
「あんなのが発生するんなら、前もって教えておいてよね」
「雪しか食わぬ奴らでの」
「それに彼らは、犬猫よりおとなしい性質なんだよ」
にしたって、熊に取り囲まれたんだよあたし!
命の危険を感じて当然の状況だよ! 発狂しなくて良かった!
しかも、なぜかとってもカラフル。
赤とか青とか黄色とか、数色混じったマダラなのとか。
妙に発色の良い蛍光カラーな熊なんて、もう、異常の極み。怖さ倍増。
「普通さ、保護色っていって周囲と同じ色にならない?」
「奴らに天敵はおらぬのでな」
「それに彼らは視力があまり発達していないんだ」
「どゆこと?」
「保護色だと、気が付かずに仲間同士でぶつかり合って怪我をしてしまうんだよ」
「脳震盪をおこして失神した熊が、昔は庭のあちこちで伸びとったわい」
「・・・どんくさー・・・」
「身を守るために進化して、どんどん豊かな配色になったんだ」
お陰で敷地内は、必要以上に雪が積もってしまう事もなく、雪害とは無縁。
熊さまさまだ。
でっかいお尻でドチンと雪の上に座り込み、両手で器用に雪にかぶり付く。
最近ではその姿に愛着まで湧いてきた。
七色全部揃った体の熊を見た日なんか、ラッキー!って感じで。
うーん、あの光景を見れなくなるのも寂しいしね。
やっぱり今のままでいいのかも。
そんで、敷地内に積もったばかりの柔らかい雪をムシャムシャ食べまくる。
雪が主食の熊なんだと。
初めてその場面に遭遇した時は、恐怖のあまり気を失いかけた。
だって熊だよ熊!
目の前に大きな体格の熊が何頭もウヨウヨと!
「あんなのが発生するんなら、前もって教えておいてよね」
「雪しか食わぬ奴らでの」
「それに彼らは、犬猫よりおとなしい性質なんだよ」
にしたって、熊に取り囲まれたんだよあたし!
命の危険を感じて当然の状況だよ! 発狂しなくて良かった!
しかも、なぜかとってもカラフル。
赤とか青とか黄色とか、数色混じったマダラなのとか。
妙に発色の良い蛍光カラーな熊なんて、もう、異常の極み。怖さ倍増。
「普通さ、保護色っていって周囲と同じ色にならない?」
「奴らに天敵はおらぬのでな」
「それに彼らは視力があまり発達していないんだ」
「どゆこと?」
「保護色だと、気が付かずに仲間同士でぶつかり合って怪我をしてしまうんだよ」
「脳震盪をおこして失神した熊が、昔は庭のあちこちで伸びとったわい」
「・・・どんくさー・・・」
「身を守るために進化して、どんどん豊かな配色になったんだ」
お陰で敷地内は、必要以上に雪が積もってしまう事もなく、雪害とは無縁。
熊さまさまだ。
でっかいお尻でドチンと雪の上に座り込み、両手で器用に雪にかぶり付く。
最近ではその姿に愛着まで湧いてきた。
七色全部揃った体の熊を見た日なんか、ラッキー!って感じで。
うーん、あの光景を見れなくなるのも寂しいしね。
やっぱり今のままでいいのかも。


