向かった先には、いつぞやのシンデレラの牛車が。
・・・おお! カボチャの牛車、雪国バージョン!
ロマンチック西洋牛車の車輪部分が、ソリに改良されてる!
もちろん引くのは権田原ご自慢、屈強の牛たち。
「ンモオォ――ウゥ!!」
「うああ―――!!」
しま子が半泣きで牛たちに抱きついた。
思いもよらぬ久々の再会を、共に心から喜び合っている。
よかったねぇ! しま子! そして牛!
凍雨君は睫毛をパチパチさせ、口をポカンと開けて呆然。
カボチャのソリ牛車と、牛に舐められ大喜びの赤鬼を見て、軽くパニック状態。
あたしは再びポンポンとその肩を叩く。
「ほんと、大丈夫だって。すぐに慣れるから」
「・・・・・・」
「では皆、行こうか。凍雨君、またのちほど」
門川君の声を合図にあたし達はゾロゾロと牛車に乗り込んだ。
「あ! しまった! ねぇ、目的地まで時間かかるの?」
「どうした天内君?」
「おしっこしてきた方いいかな? 門川君トイレ行ってきていい?」
「小娘! お前は慎みという言葉を知らんのか!」
「なによー! 慎みよりも膀胱の容量の方が切実問題でしょーが!」
「アマンダ、おしっこしたいんですの?」
「おしっこしたいっていうか、おしっこしたくなるかもっていうか・・・」
「若い娘同士で、おしっこおしっこ言うでないわ!」
「天内君・・・行くなら行くで、早く用を足して来たまえ・・・」
「はあ~~~い」
牛車を降りて大急ぎでトイレに駆け込んだり。
戻ってきたら今度はお岩さんが「あ、やっぱりわたくしも」って牛車を降りたり。
絹糸のイライラと、セバスチャンさんの苦笑いと、門川君の溜め息と。
凍雨君は全くこのノリについてこられず、パニック継続中。
・・・おお! カボチャの牛車、雪国バージョン!
ロマンチック西洋牛車の車輪部分が、ソリに改良されてる!
もちろん引くのは権田原ご自慢、屈強の牛たち。
「ンモオォ――ウゥ!!」
「うああ―――!!」
しま子が半泣きで牛たちに抱きついた。
思いもよらぬ久々の再会を、共に心から喜び合っている。
よかったねぇ! しま子! そして牛!
凍雨君は睫毛をパチパチさせ、口をポカンと開けて呆然。
カボチャのソリ牛車と、牛に舐められ大喜びの赤鬼を見て、軽くパニック状態。
あたしは再びポンポンとその肩を叩く。
「ほんと、大丈夫だって。すぐに慣れるから」
「・・・・・・」
「では皆、行こうか。凍雨君、またのちほど」
門川君の声を合図にあたし達はゾロゾロと牛車に乗り込んだ。
「あ! しまった! ねぇ、目的地まで時間かかるの?」
「どうした天内君?」
「おしっこしてきた方いいかな? 門川君トイレ行ってきていい?」
「小娘! お前は慎みという言葉を知らんのか!」
「なによー! 慎みよりも膀胱の容量の方が切実問題でしょーが!」
「アマンダ、おしっこしたいんですの?」
「おしっこしたいっていうか、おしっこしたくなるかもっていうか・・・」
「若い娘同士で、おしっこおしっこ言うでないわ!」
「天内君・・・行くなら行くで、早く用を足して来たまえ・・・」
「はあ~~~い」
牛車を降りて大急ぎでトイレに駆け込んだり。
戻ってきたら今度はお岩さんが「あ、やっぱりわたくしも」って牛車を降りたり。
絹糸のイライラと、セバスチャンさんの苦笑いと、門川君の溜め息と。
凍雨君は全くこのノリについてこられず、パニック継続中。


