ふたりの会話を聞きながら、あたしは胸を撫で下ろしていた。
・・・良かった! みんな生きてるんだ!
ひょっとしたら、あたしの炎でみんなを殺しちゃったんじゃないかって、すごく怖かったんだよ!
だってあたし、自分のことで精一杯だったし!
正直言って、力のコントロールのことなんて考えてなかったし!
・・・でもこの事実は、みんなには内緒にしておこう! うん!
門川君がこっちへ大急ぎで走ってきて、あたしの耳元の刀を引き抜く。
しっかし、考えてみればずいぶん危険な事してくれたよね、彼も。
手元が狂ってあたしの顔面に剣が突き刺さったら、どう責任とってくれるつもりだったんだろうか。
あたしも人の事は言えないけど。全然。
「天内君」
ふわりと門川君に抱き上げられて、あたしは彼の乱れた黒髪と、美貌を見上げる。
伝わってくるいつもの冷気が、なぜかとても懐かしく感じられた。
「よくやってくれた、天内君。君はまさに、闘神 璃王(りおう)の再来だよ」
闘神 璃王(りおう)
天内一族のご先祖様。
・・・なんだか、門川君に認められたみたいで嬉しい。
「しっかりつかまっていろ」
一転して表情を引き締め、彼は門からヒラリと飛び降りた。
・・・げ!? ちょっと!?
あたし今、全身ムチ打ち症患者なんだけ・・・
―― ずううぅんっ!
「ぎああぁぁっ!!」
地面に着地した途端に、全身に襲い掛かる衝撃と痛み。
う、動かないはずの体が、反射的にエビ反りになるほど痛いー!
・・・良かった! みんな生きてるんだ!
ひょっとしたら、あたしの炎でみんなを殺しちゃったんじゃないかって、すごく怖かったんだよ!
だってあたし、自分のことで精一杯だったし!
正直言って、力のコントロールのことなんて考えてなかったし!
・・・でもこの事実は、みんなには内緒にしておこう! うん!
門川君がこっちへ大急ぎで走ってきて、あたしの耳元の刀を引き抜く。
しっかし、考えてみればずいぶん危険な事してくれたよね、彼も。
手元が狂ってあたしの顔面に剣が突き刺さったら、どう責任とってくれるつもりだったんだろうか。
あたしも人の事は言えないけど。全然。
「天内君」
ふわりと門川君に抱き上げられて、あたしは彼の乱れた黒髪と、美貌を見上げる。
伝わってくるいつもの冷気が、なぜかとても懐かしく感じられた。
「よくやってくれた、天内君。君はまさに、闘神 璃王(りおう)の再来だよ」
闘神 璃王(りおう)
天内一族のご先祖様。
・・・なんだか、門川君に認められたみたいで嬉しい。
「しっかりつかまっていろ」
一転して表情を引き締め、彼は門からヒラリと飛び降りた。
・・・げ!? ちょっと!?
あたし今、全身ムチ打ち症患者なんだけ・・・
―― ずううぅんっ!
「ぎああぁぁっ!!」
地面に着地した途端に、全身に襲い掛かる衝撃と痛み。
う、動かないはずの体が、反射的にエビ反りになるほど痛いー!


