意識が戻ると同時に、世界も元に戻っていた。
あの炎の全てが、嘘のように消え去っている。
まるでヘタクソな編集画面を見てるみたいに、灼熱地獄絵図から元の普通の世界へと、一瞬で戻ってしまった。
消えているのは炎だけじゃない。
黒い酸の海や、魔犬たちも跡形も無く消滅していて、あたしは門の上に倒れた体勢のまま目を丸くした。
ほ・・・ほんとに嘘でしょ? どうなってんの?
今までのアレって、もしや幻覚?
わーお、ひょっとしてあたし、門川君の言う通りにマジ寝てた?
滅火の能力ってどうなってんの?
我ながら不可解すぎて、わけ分かんないよ。
「不思議を通り越して、もはや不気味じゃん・・・」
「自分でやっておいて何を言うか。相変わらず制御に関しては無茶苦茶じゃのぅ。お前は」
制御? じゃあやっぱり、寝てたわけでも夢でもないんだ。
ってことは・・・
「門川君! しま子! 凍雨君! 塔子さん!」
仲間の名前を叫びながら飛び起きようとした途端、全身に猛烈な痛みを感じた。
「ぎゃ!?」と呻き声をあげて、そのままバタリと元の体勢に戻ってしまう。
なに、これ? すごく変な痛み。
全身、むち打ち症みたい。
うぅぅ、これほんと苦しい。全然動けないー。
ムチャなことした反動が一気にきた?
「塔子殿、大丈夫か?」
「永久様、里緒とあのふたりの所へ、どうかお早く・・・」
痛みにあえぐあたしの耳に、門川君と塔子さんの会話が聞こえてきた。
「私は大丈夫です」
「しかし・・・」
「里緒はともかく、あのふたりは本当に一刻を争います。早く、今すぐ・・・」
あの炎の全てが、嘘のように消え去っている。
まるでヘタクソな編集画面を見てるみたいに、灼熱地獄絵図から元の普通の世界へと、一瞬で戻ってしまった。
消えているのは炎だけじゃない。
黒い酸の海や、魔犬たちも跡形も無く消滅していて、あたしは門の上に倒れた体勢のまま目を丸くした。
ほ・・・ほんとに嘘でしょ? どうなってんの?
今までのアレって、もしや幻覚?
わーお、ひょっとしてあたし、門川君の言う通りにマジ寝てた?
滅火の能力ってどうなってんの?
我ながら不可解すぎて、わけ分かんないよ。
「不思議を通り越して、もはや不気味じゃん・・・」
「自分でやっておいて何を言うか。相変わらず制御に関しては無茶苦茶じゃのぅ。お前は」
制御? じゃあやっぱり、寝てたわけでも夢でもないんだ。
ってことは・・・
「門川君! しま子! 凍雨君! 塔子さん!」
仲間の名前を叫びながら飛び起きようとした途端、全身に猛烈な痛みを感じた。
「ぎゃ!?」と呻き声をあげて、そのままバタリと元の体勢に戻ってしまう。
なに、これ? すごく変な痛み。
全身、むち打ち症みたい。
うぅぅ、これほんと苦しい。全然動けないー。
ムチャなことした反動が一気にきた?
「塔子殿、大丈夫か?」
「永久様、里緒とあのふたりの所へ、どうかお早く・・・」
痛みにあえぐあたしの耳に、門川君と塔子さんの会話が聞こえてきた。
「私は大丈夫です」
「しかし・・・」
「里緒はともかく、あのふたりは本当に一刻を争います。早く、今すぐ・・・」


