「お願い絹糸、あたしの力じゃどうにもできないの! あたしは役立たずなのよ! だからあたしの代わりに・・・」
―― ビシィィ―――――ッ!
再び、絹糸の強烈な猫パンチが炸裂した。
鼻の頭にクリーンヒットをかまされて、鼻を中心に同心円状に激痛が広がる。
元々涙目だったけど、それとは質の違う涙がジンと滲んだ。
痛い!
い・・・・・・
いた・・・・・
「いったい何すんのよー!」
つい、状況を忘れて怒鳴ってしまった。
「あたしはね、みんなを助けてって言ってるの!誰も猫パンチしろなんて頼んでないよ!」
「知っとるわい。じゃから助けておるのじゃ」
「どこがよ!? ふざけてる時間は無いの!」
「お前を潰れたバナナから回復させるのが、一番の近道じゃ。お前の力で皆を救え」
「それができるなら、とっくにやってるよ!」
あたしには、できないのよ!
できないから絹糸に頼んでるんでしょう!?
あたしはできな・・・
―― ビシィィ―――――ッ!
「うぎゃ!?」
「できるかできないか、など聞いてはおらぬ」
―― ビシィィ―――――ッ!
「うぐぅ!」
「我は、『やれ』と言うておるのじゃ」
―― ビシィィ―――――ッ!
「ひぅ!」
「泣き言は聞かぬ。問答も許さぬ。お前はやるべき事を成せ。・・・やれ」
絹糸の連打に、鼻の痺れが限界に達してる。
つぅっと、鼻から何かが流れ落ちる感覚がした。
・・・鼻血だ。
生臭い臭いが、鼻腔一杯に広まる。
―― ビシィィ―――――ッ!
再び、絹糸の強烈な猫パンチが炸裂した。
鼻の頭にクリーンヒットをかまされて、鼻を中心に同心円状に激痛が広がる。
元々涙目だったけど、それとは質の違う涙がジンと滲んだ。
痛い!
い・・・・・・
いた・・・・・
「いったい何すんのよー!」
つい、状況を忘れて怒鳴ってしまった。
「あたしはね、みんなを助けてって言ってるの!誰も猫パンチしろなんて頼んでないよ!」
「知っとるわい。じゃから助けておるのじゃ」
「どこがよ!? ふざけてる時間は無いの!」
「お前を潰れたバナナから回復させるのが、一番の近道じゃ。お前の力で皆を救え」
「それができるなら、とっくにやってるよ!」
あたしには、できないのよ!
できないから絹糸に頼んでるんでしょう!?
あたしはできな・・・
―― ビシィィ―――――ッ!
「うぎゃ!?」
「できるかできないか、など聞いてはおらぬ」
―― ビシィィ―――――ッ!
「うぐぅ!」
「我は、『やれ』と言うておるのじゃ」
―― ビシィィ―――――ッ!
「ひぅ!」
「泣き言は聞かぬ。問答も許さぬ。お前はやるべき事を成せ。・・・やれ」
絹糸の連打に、鼻の痺れが限界に達してる。
つぅっと、鼻から何かが流れ落ちる感覚がした。
・・・鼻血だ。
生臭い臭いが、鼻腔一杯に広まる。


