最後の力を振り絞り、凍雨君を掲げるしま子の両腕が震え、その体は静かに沈んでいく。
それでも、しま子はあたしを見ていた。
じっと一途に、あたしを見つめ続けていた。
透き通るその目から・・・光が、失せていく。
どんどん
どんどん
失せて
失せ、て・・・
あぁ、しま子・・・
しま子、しま子、しま子・・・。
あたしの大事なしま子。
可愛いしま子。
しま子・・・
「しま子―――――!!」
堰を切ったように涙がドッと溢れ出し、ノドが張り裂けるような悲鳴を上げ、あたしは泣いた。
暴れるあたしの体を、門川君が無言で押さえ付ける。
潰されるんじゃないかと思うほど、凄い力だった。
この力の強さは、おそらく門川君の心の苦しみと同じだ。
彼も苦しみ、泣いている。
自分達の為に命すら捧げてくれるほどの仲間が、目の前で死にかけている。
なのに自分は、見ているだけ。
安全な場所で守られながら、彼らが死んでいくのをノホホンと見ているだけしかできない。
同じだ。
千年前の雛型の時と。
奥方との戦いの時と。
あんなに固く誓ったのに、なにも・・・
あたし達は、なにも変える事ができないままだ!
それでも、しま子はあたしを見ていた。
じっと一途に、あたしを見つめ続けていた。
透き通るその目から・・・光が、失せていく。
どんどん
どんどん
失せて
失せ、て・・・
あぁ、しま子・・・
しま子、しま子、しま子・・・。
あたしの大事なしま子。
可愛いしま子。
しま子・・・
「しま子―――――!!」
堰を切ったように涙がドッと溢れ出し、ノドが張り裂けるような悲鳴を上げ、あたしは泣いた。
暴れるあたしの体を、門川君が無言で押さえ付ける。
潰されるんじゃないかと思うほど、凄い力だった。
この力の強さは、おそらく門川君の心の苦しみと同じだ。
彼も苦しみ、泣いている。
自分達の為に命すら捧げてくれるほどの仲間が、目の前で死にかけている。
なのに自分は、見ているだけ。
安全な場所で守られながら、彼らが死んでいくのをノホホンと見ているだけしかできない。
同じだ。
千年前の雛型の時と。
奥方との戦いの時と。
あんなに固く誓ったのに、なにも・・・
あたし達は、なにも変える事ができないままだ!


