神様修行はじめます! 其の三

――ドサリ・・・

大量の屋根の雪が落ちた。


ずうんと振動が響いて、その音と響きに、あたしの体がビクッと反応する。


あたし達の言葉の応酬が、途切れた。


塔子さんが、乙女会の皆が、あたしを見下す視線を投げている。


これが、この視線が物語る。


あたしがこの世界でどんな風に思われているかを。


あたしだけならいいんだ。


そんなの全然構わないし耐えられる。でも・・・


それは直接、門川君にも浴びせられる評価になるんだ。


あたしの存在が、門川君にとってどんなに負担になっているか・・・。


――カリカリ・・・

あ・・・・・・?


ふと気付くと絹糸が後ろ足で立ち上がり、あたしの足を両前足でカリカリと引っ掻いている。


「小娘! しっかりせぬか!」


「絹、糸・・・」


「これだからバカが付くほどの単純思考は始末に負えぬ! 塔子の口車に乗せられるでない!」