時の流れた先には未来がある。
それを形作るのは、ぼく達の役目だ。
未来には、どんな我ら一族の姿があるのだろうか。
千年先も今と変わらず、憎悪と怨嗟を吐き続ける姿か。
大人も子どもも年寄りも、女も男も笑顔に満ちた姿か。
「ぼくは自分の一族が大切だし、大好きです」
守りたい。幸せになって欲しい。笑顔でいて欲しい。
本当の意味で救われて欲しい。
現実に受けてしまった傷は深く、代償は計り知れなく大きい。
癒すには、膨大な時間がかかると思う。
でもぼくは、彼等を癒し続けます。
たとえ癒しが叶わなくても、絶対に途中で諦めたりしない。
大変な事だけれど、それがぼくに与えられた役目です。
悲劇の当事者には、過去の悲劇を嘆き、憂い、憎悪する権利がある。
それは当然のこと。
そして、その後に生まれる若い命たちには、どんな未来を生きるか自分で選ぶ権利がある。
それだって、もちろん当然のこと。
自分自身の憎しみを、何も知らない自分の子孫に刻み付けたくない。
過去の事実や歴史を知る事は、とても大切で必要なことだけれど。
それは、あくまで『学ぶ』ためだ。
自分の恨みを教え込み、未来永劫残してやろうと画策する事とは、意味が違う。
『学び』を『復讐』の手段にしてはいけない。
それはどこまでも、対極の意味であるべきことだから。
・・・ぼくは信じたい。
いつか癒された氷血の一族の、希望と幸せに満ちた未来を。
その、時の流れた先へと導くために、この身を礎にしたい。
それがぼくが自分で選び、望んだ道です。
自分で決めた、成すべき事です。
「だからぼくは今、ここにいる。永久様の隣にいるんです」
それを形作るのは、ぼく達の役目だ。
未来には、どんな我ら一族の姿があるのだろうか。
千年先も今と変わらず、憎悪と怨嗟を吐き続ける姿か。
大人も子どもも年寄りも、女も男も笑顔に満ちた姿か。
「ぼくは自分の一族が大切だし、大好きです」
守りたい。幸せになって欲しい。笑顔でいて欲しい。
本当の意味で救われて欲しい。
現実に受けてしまった傷は深く、代償は計り知れなく大きい。
癒すには、膨大な時間がかかると思う。
でもぼくは、彼等を癒し続けます。
たとえ癒しが叶わなくても、絶対に途中で諦めたりしない。
大変な事だけれど、それがぼくに与えられた役目です。
悲劇の当事者には、過去の悲劇を嘆き、憂い、憎悪する権利がある。
それは当然のこと。
そして、その後に生まれる若い命たちには、どんな未来を生きるか自分で選ぶ権利がある。
それだって、もちろん当然のこと。
自分自身の憎しみを、何も知らない自分の子孫に刻み付けたくない。
過去の事実や歴史を知る事は、とても大切で必要なことだけれど。
それは、あくまで『学ぶ』ためだ。
自分の恨みを教え込み、未来永劫残してやろうと画策する事とは、意味が違う。
『学び』を『復讐』の手段にしてはいけない。
それはどこまでも、対極の意味であるべきことだから。
・・・ぼくは信じたい。
いつか癒された氷血の一族の、希望と幸せに満ちた未来を。
その、時の流れた先へと導くために、この身を礎にしたい。
それがぼくが自分で選び、望んだ道です。
自分で決めた、成すべき事です。
「だからぼくは今、ここにいる。永久様の隣にいるんです」


