神様修行はじめます! 其の三

憎々しげに歪んだ頬と唇。


ひどく悪意のこもった両の目。


眉間に刻まれた、深く険悪なシワ。


「よくもまあ『彼を助けたい』なんて。 お前のせいで当主様が、窮地に立たされているというのに」


え・・・・・!?

な、なによそれ! どういう事よ!?


「絹糸! どういう事!?」


そういえば、さっきあたしに言いかけたよね!?


あたしの立場がマズイのどうの、って!


「いったい何が起こってるの!?」


「小娘、それは・・・」


「聞かなければ分からないところが、世間知らずだというのよ」


塔子さんの両目が、さも不快そうに歪んだ。


「極悪人の血縁者であるお前が当主様に張り付いていたら、世間はどんな目で見る?」


「あ・・・・・・」


「『恐ろしい罪人の血縁者の娘にたぶらかされる、なんと情けない当主だ』と、陰口を叩かれているのよ?」