神様修行はじめます! 其の三

そ、そうだよね。戦いにおいてトラブルは付き物。


大丈夫大丈夫! 問題なし!


門川君ひとりが参戦できなくっても、あたし達全員が力をシュッ!と集結して・・・


― シュウゥゥ・・・ ―


・・・・・へ?


突然絹糸が普通の猫状態に戻ってしまった。


絹糸? なんで急に変化を解いちゃったの?


「あ、すまぬ。時間切れじゃ」

「・・・は!?」

「当分の間、変化はできぬ。我も戦線離脱じゃ」


・・・・・・


ちょ!? ・・・ええぇ!?


なにそれちょっと! さすがにそれは・・!


あ、いや、あたしだってさ、なにも二人に全部押し付けるつもりなんか無かったよ!?


立派に戦うつもりでいましたよ!


でもこの二人って、大黒柱というか。


災害キットの中の、真空パックの白米とミネラルウォーターみたいな存在で。


これさえあれば安心、備えあれば憂いなしの、代名詞みたいな輝かしい存在なのに。



なのに、使用不能だなんて無力感がハンパ無い。


非常時に災害キット不可という、この虚しい精神的ダメージは、かなり・・・。