頭の中は、まるで外の景色のように真っ白で。
純白の檻に閉じ込められたかのように、何も思考が出来ない。
大罪人。罪人の血。恥知らず。
よくも、門川当主のそばにいられるものだ。
よくも、よくも、よくも・・・
よく、も・・・・・・
「塔子! 小娘だけで飽き足らずナオまで侮蔑するか!」
その叫び声にあたしはビクリと震えて我に返った。
絹糸は腕の中からスルリと抜けて床に降り、毛をブワリと逆立てる。
「我の目の黒いうちは、そのような事は決して許さぬ!」
「侮蔑? 私は事実をのべただけよ」
「お前とて華子の血縁であろうが!」
「言ったはず。『そんな戦いなど無かった』と」
塔子さんは余裕の表情で、絹糸の怒りをサラリと受け流す。
「でも里緒の祖父の罪は違う。門川の歴史に大きな汚点として、永遠に残り続けるの」
「だとしても、小娘やお前には何の関わりもなき事じゃ! お前に小娘を責める権利などない!」
絹糸・・・・・・。
あたしは大きく大きく息を吸い・・・ゆっくりゆっくり、吐き出した。
純白の檻に閉じ込められたかのように、何も思考が出来ない。
大罪人。罪人の血。恥知らず。
よくも、門川当主のそばにいられるものだ。
よくも、よくも、よくも・・・
よく、も・・・・・・
「塔子! 小娘だけで飽き足らずナオまで侮蔑するか!」
その叫び声にあたしはビクリと震えて我に返った。
絹糸は腕の中からスルリと抜けて床に降り、毛をブワリと逆立てる。
「我の目の黒いうちは、そのような事は決して許さぬ!」
「侮蔑? 私は事実をのべただけよ」
「お前とて華子の血縁であろうが!」
「言ったはず。『そんな戦いなど無かった』と」
塔子さんは余裕の表情で、絹糸の怒りをサラリと受け流す。
「でも里緒の祖父の罪は違う。門川の歴史に大きな汚点として、永遠に残り続けるの」
「だとしても、小娘やお前には何の関わりもなき事じゃ! お前に小娘を責める権利などない!」
絹糸・・・・・・。
あたしは大きく大きく息を吸い・・・ゆっくりゆっくり、吐き出した。


