二人の体が白い輝きに包まれる。
『重き鎖より解き放つ。自在に舞い踊れ。汝、散る花の如く』
光に包まれながら門川君が素早く詠唱を唱える。
すると、体の表面に軽い抵抗力を感じた。
くぅん!っと二人の落下が止まる。
空中に・・・・・・浮いた!?
やった門川君! 空中遊泳なんて凄い・・・
・・・・・フッ!
抵抗感が消え去り、再びドオッと体が落下する。
きゃあああぁぁ!? なんで!?
手を繋ぎながら二人揃って落ちていく。離れないよう、力一杯握った。
「・・・くっ! やはり力不足だったか!」
門川君が顔を歪めて悔しそうに呻く。
氷系の術以外の大技には、たとえ門川君といえどもそれなりの時間が必要だ。
でも今、のんびりしてたら地面に激突してしまう。
簡単な浮遊術を唱えたんだろうけど、それでは威力が足りなかったんだろう。
「天内君!」
門川君が必死の形相であたしの名を叫ぶ。
彼は必死だった。見るからに、本当に、真剣に、必死だった。
必死で・・・・・
生きようとしていた。
生き延びようとしている。
そしてあたしを助けようとしてくれている。
彼の目は、何も諦めてはいなかった。
絶望も、恐怖も、悲嘆も、そんなもの一欠けらも見当たらない。
あぁ、彼は諦めない。
何があろうと絶対に諦めたりしない。
自分の誓いを果たすべく、全力で立ち向かおうとしている。
・・・・・
それなら・・・・・・
このあたしが、諦めるわけにはいかないじゃないか!!
『重き鎖より解き放つ。自在に舞い踊れ。汝、散る花の如く』
光に包まれながら門川君が素早く詠唱を唱える。
すると、体の表面に軽い抵抗力を感じた。
くぅん!っと二人の落下が止まる。
空中に・・・・・・浮いた!?
やった門川君! 空中遊泳なんて凄い・・・
・・・・・フッ!
抵抗感が消え去り、再びドオッと体が落下する。
きゃあああぁぁ!? なんで!?
手を繋ぎながら二人揃って落ちていく。離れないよう、力一杯握った。
「・・・くっ! やはり力不足だったか!」
門川君が顔を歪めて悔しそうに呻く。
氷系の術以外の大技には、たとえ門川君といえどもそれなりの時間が必要だ。
でも今、のんびりしてたら地面に激突してしまう。
簡単な浮遊術を唱えたんだろうけど、それでは威力が足りなかったんだろう。
「天内君!」
門川君が必死の形相であたしの名を叫ぶ。
彼は必死だった。見るからに、本当に、真剣に、必死だった。
必死で・・・・・
生きようとしていた。
生き延びようとしている。
そしてあたしを助けようとしてくれている。
彼の目は、何も諦めてはいなかった。
絶望も、恐怖も、悲嘆も、そんなもの一欠けらも見当たらない。
あぁ、彼は諦めない。
何があろうと絶対に諦めたりしない。
自分の誓いを果たすべく、全力で立ち向かおうとしている。
・・・・・
それなら・・・・・・
このあたしが、諦めるわけにはいかないじゃないか!!


