トカゲの体は痙攣して身動きしなくなった。
気のせいか、無表情な目から更に感情が消えて、意識が薄れているように見える。
トカゲの意識の有無なんて、ハッキリ確証はないけど。
でもやっぱり効いてるよね、これ絶対。さすが絹糸!
そりゃそうだよ! トカゲなんて猫にとっちゃ獲物にすぎないもん!
そういや昔、友達の家の飼い猫がヤモリ捕獲して、自慢そうに咥えて持って来たっけ。
あの時は絶叫しちゃったけど今ならあの猫、称賛してしまいそう!
絹糸はトカゲの頭上を、絶妙の高さを維持しながら旋回し続ける。
頑張って絹糸! このまま攻撃を続ければ・・・
― ビュルルッ! ―
巨大トカゲが突然ガパリと大きく口を開いた。
薄黄色に輝くマグマの舌が目にも止まらぬ速さで伸びて来る。
それが絹糸の足首を包むように強く巻き込んだ。
「・・・・・・!!」
ジュッ!っと何かが焼け焦げるような嫌な音がして、絹糸の体のバランスがガクン!と崩れる。
グラッと傾き、絹糸の背中からあたしの足腰が離れてしまった。
・・・・・・空中で!!
ヒッと小さな悲鳴を上げた。
脳天から指先までドバッと冷や汗が吹き出る。
体が傾く勢いのせいで、しっかり掴んでいたつもりの手も絹糸から離れてしまう。
あ・・・あ・・・
必死に何かに縋ろうとしたけれど、縋れるものなど何もなかった。
あ・・・
あ・・・・・・
お・・・お、落ち・・・
口をポカンと開け、成すすべも無く、空に放り出されるあたしの体。
なんの支えも無い空中に生身の体で、あたしは・・・・・
落ちる―――――!!?
きゃあああぁぁ―――――!!
大絶叫を上げたつもりでも、恐怖のあまり息すら吐けない。
あたしは真っ逆さまに地面に向かって落下した。
気のせいか、無表情な目から更に感情が消えて、意識が薄れているように見える。
トカゲの意識の有無なんて、ハッキリ確証はないけど。
でもやっぱり効いてるよね、これ絶対。さすが絹糸!
そりゃそうだよ! トカゲなんて猫にとっちゃ獲物にすぎないもん!
そういや昔、友達の家の飼い猫がヤモリ捕獲して、自慢そうに咥えて持って来たっけ。
あの時は絶叫しちゃったけど今ならあの猫、称賛してしまいそう!
絹糸はトカゲの頭上を、絶妙の高さを維持しながら旋回し続ける。
頑張って絹糸! このまま攻撃を続ければ・・・
― ビュルルッ! ―
巨大トカゲが突然ガパリと大きく口を開いた。
薄黄色に輝くマグマの舌が目にも止まらぬ速さで伸びて来る。
それが絹糸の足首を包むように強く巻き込んだ。
「・・・・・・!!」
ジュッ!っと何かが焼け焦げるような嫌な音がして、絹糸の体のバランスがガクン!と崩れる。
グラッと傾き、絹糸の背中からあたしの足腰が離れてしまった。
・・・・・・空中で!!
ヒッと小さな悲鳴を上げた。
脳天から指先までドバッと冷や汗が吹き出る。
体が傾く勢いのせいで、しっかり掴んでいたつもりの手も絹糸から離れてしまう。
あ・・・あ・・・
必死に何かに縋ろうとしたけれど、縋れるものなど何もなかった。
あ・・・
あ・・・・・・
お・・・お、落ち・・・
口をポカンと開け、成すすべも無く、空に放り出されるあたしの体。
なんの支えも無い空中に生身の体で、あたしは・・・・・
落ちる―――――!!?
きゃあああぁぁ―――――!!
大絶叫を上げたつもりでも、恐怖のあまり息すら吐けない。
あたしは真っ逆さまに地面に向かって落下した。


