「急げ。それと各一族への支援部隊の第ニ陣も、予定通りすぐ派遣しろ」
「と、当主様っ!?」
「怪我人の治療が済んだら、お前達は全員防御に回れ。これからうようよ敵が湧いてくるぞ」
そう言い終えると門川君は前に向かって進み出した。
こちらを不気味な目でじぃっと凝視しているトカゲに向かって。
さっきの氷柱のダメージは微塵も感じない。マグマの熱で簡単に溶けてしまったんだろう。
身動きせず、襲い掛かってくるでも無い。泰然として堂々と構えているその姿。
まがりなりにも、彼の氷系の攻撃を食らって平気でいられるなんて、こりゃあ・・・・・・
かなりの大物だね、こいつ。
それを見た刺客達はますます慌てふためく。
「お待ち下さい当主様! ここは我らにおまかせを!」
「お前達におまかせしてはおられぬから、永久が行くんじゃろうが」
絹糸のそんな飄々とした言葉に刺客達は噛み付いた。
「当主様をこのような危険な目になど遭わせられん!」
「危険な目になど、もう子どもの頃から嫌というほど遭っとるわい。永久は」
刺客達はグッと言葉に詰まる。
「お前達が行っても死ぬだけじゃが、永久ならば勝てる。判断を間違うでない」
「し、しかし、我らは・・・!」
「もう一度言うぞ。判断を間違えるでない」
「・・・・・・」
「我と小娘が、果たすべき役目を果たす。お前達はお前達の役目を果たせ」
それだけ言って、絹糸は門川君の後を追う。
そして・・・・・・
当然あたしも役目を果たすべく、後を追った。
刺客達の辛そうな視線を背中に感じながら。
彼等の悔しい気持ちが、手に取るように良く分かる。彼等だって本気で門川君を守りたいんだ。
でも今、門川は圧倒的に人手不足だ。
「と、当主様っ!?」
「怪我人の治療が済んだら、お前達は全員防御に回れ。これからうようよ敵が湧いてくるぞ」
そう言い終えると門川君は前に向かって進み出した。
こちらを不気味な目でじぃっと凝視しているトカゲに向かって。
さっきの氷柱のダメージは微塵も感じない。マグマの熱で簡単に溶けてしまったんだろう。
身動きせず、襲い掛かってくるでも無い。泰然として堂々と構えているその姿。
まがりなりにも、彼の氷系の攻撃を食らって平気でいられるなんて、こりゃあ・・・・・・
かなりの大物だね、こいつ。
それを見た刺客達はますます慌てふためく。
「お待ち下さい当主様! ここは我らにおまかせを!」
「お前達におまかせしてはおられぬから、永久が行くんじゃろうが」
絹糸のそんな飄々とした言葉に刺客達は噛み付いた。
「当主様をこのような危険な目になど遭わせられん!」
「危険な目になど、もう子どもの頃から嫌というほど遭っとるわい。永久は」
刺客達はグッと言葉に詰まる。
「お前達が行っても死ぬだけじゃが、永久ならば勝てる。判断を間違うでない」
「し、しかし、我らは・・・!」
「もう一度言うぞ。判断を間違えるでない」
「・・・・・・」
「我と小娘が、果たすべき役目を果たす。お前達はお前達の役目を果たせ」
それだけ言って、絹糸は門川君の後を追う。
そして・・・・・・
当然あたしも役目を果たすべく、後を追った。
刺客達の辛そうな視線を背中に感じながら。
彼等の悔しい気持ちが、手に取るように良く分かる。彼等だって本気で門川君を守りたいんだ。
でも今、門川は圧倒的に人手不足だ。


