ここまであたしを望んでくれるあなた。
その気持ちは嬉しいものであるべきなのに。
こんなにもこんなにも、悲しくて辛い。
心の中がグチャグチャに掻き混ぜられるように苦しくて苦しくて・・・
苦しくて、仕方ない。
あたしは
この苦しみに耐えられなかった。
彼の為より何よりも
彼を苦しめる自分自身の存在を許せなかった。
だから・・・
千年の檻に、自ら飛び込もうとしたんだ。
彼を愛し、彼のそばに居ようとする事。
自分の存在が彼を苦しめるものである事。
それでも彼が愛しくてたまらない事。
許せなかった。
耐えられなかった。
これはあたし自身の罪。
自分自身のこの罪を、あたしはどうしても許せなかった。
だからここで償いたかったんだ。
『僕が許す』
「・・・・・」
『許しが欲しいと言うのなら、他の誰でもない僕が許そう』
「門川・・・く・・・」
しゃくり上げてもしゃくりあげても。
吐き出すような泣き声は漏れ続け、涙は滝のように流れ続ける。
あたしに許しを与えると? そして・・・
苦しんで、耐えて、生きていけと?
『これも以前、言ったはずだな?』
「・・・・・なに?」
『そばにいれば、無敵』
「・・・・・」
『ならば耐えられる。・・・ふたり一緒なら。必ず』
あたしはついに・・・
その場に崩れ落ち、むせび泣いた。
その気持ちは嬉しいものであるべきなのに。
こんなにもこんなにも、悲しくて辛い。
心の中がグチャグチャに掻き混ぜられるように苦しくて苦しくて・・・
苦しくて、仕方ない。
あたしは
この苦しみに耐えられなかった。
彼の為より何よりも
彼を苦しめる自分自身の存在を許せなかった。
だから・・・
千年の檻に、自ら飛び込もうとしたんだ。
彼を愛し、彼のそばに居ようとする事。
自分の存在が彼を苦しめるものである事。
それでも彼が愛しくてたまらない事。
許せなかった。
耐えられなかった。
これはあたし自身の罪。
自分自身のこの罪を、あたしはどうしても許せなかった。
だからここで償いたかったんだ。
『僕が許す』
「・・・・・」
『許しが欲しいと言うのなら、他の誰でもない僕が許そう』
「門川・・・く・・・」
しゃくり上げてもしゃくりあげても。
吐き出すような泣き声は漏れ続け、涙は滝のように流れ続ける。
あたしに許しを与えると? そして・・・
苦しんで、耐えて、生きていけと?
『これも以前、言ったはずだな?』
「・・・・・なに?」
『そばにいれば、無敵』
「・・・・・」
『ならば耐えられる。・・・ふたり一緒なら。必ず』
あたしはついに・・・
その場に崩れ落ち、むせび泣いた。


