だいたい何よ! 機能不全って!
もう完全に雛型の事をただの道具としてしか見てないのね!
ほんっと、腐れ根性に磨きがかかってるわよあんた達って!
「もう磨かれすぎてピッカピカに輝いて見えるわよ! 腐った根性が!」
「である以上、座り女の雛型を早急に立て直さねばならぬ」
「おい無視かっ!?」
「そこで天内の娘、お前が選ばれたのだ」
「だから、なんで!?」
なんであたしが雛型になるのよ!
あたしは端境の一族じゃなくて、天内の一族の末裔なんだってば!
なんか勘違いしてない!?
「座り女としての形式は既に整っている。必要なのは、中心に座る新しい術者の女」
「・・・・・」
「強い力を持つ、術者の女が代替わりを務めれば良いだけの話なのだ」
つまり、電気機器の中に、新しい乾電池を補充するのと同じって事?
そうすればシステムの方が後は勝手に発動してくれる・・・。
「あたしは単三乾電池かっ!?」
「お前の力は単三程度では収まらぬ」
・・・え? 知ってんの? 乾電池。
「お前は未熟者だが潜在能力は非常に高い。それに天内の滅火の力は異形のモノを倒す力だ」
「それが?」
「防御の力と倒す力。相乗効果で威力は増大する。相性が良いのだ。非常に」
「そ・・・!」
そんな事、言われたって!
あぁそうですか、それなら・・・って言うと思ってんの!?
座り女の雛型になるって事は、術具になってしまう事。
つまり、死んではいなくても死んでしまうのと同じだ。
納得なんてできないよ!
「納得してもらわねばならぬ」
「できないって!」
「術式を受ける本人が納得して受け入れねば、術が発動せぬのだ」
もう完全に雛型の事をただの道具としてしか見てないのね!
ほんっと、腐れ根性に磨きがかかってるわよあんた達って!
「もう磨かれすぎてピッカピカに輝いて見えるわよ! 腐った根性が!」
「である以上、座り女の雛型を早急に立て直さねばならぬ」
「おい無視かっ!?」
「そこで天内の娘、お前が選ばれたのだ」
「だから、なんで!?」
なんであたしが雛型になるのよ!
あたしは端境の一族じゃなくて、天内の一族の末裔なんだってば!
なんか勘違いしてない!?
「座り女としての形式は既に整っている。必要なのは、中心に座る新しい術者の女」
「・・・・・」
「強い力を持つ、術者の女が代替わりを務めれば良いだけの話なのだ」
つまり、電気機器の中に、新しい乾電池を補充するのと同じって事?
そうすればシステムの方が後は勝手に発動してくれる・・・。
「あたしは単三乾電池かっ!?」
「お前の力は単三程度では収まらぬ」
・・・え? 知ってんの? 乾電池。
「お前は未熟者だが潜在能力は非常に高い。それに天内の滅火の力は異形のモノを倒す力だ」
「それが?」
「防御の力と倒す力。相乗効果で威力は増大する。相性が良いのだ。非常に」
「そ・・・!」
そんな事、言われたって!
あぁそうですか、それなら・・・って言うと思ってんの!?
座り女の雛型になるって事は、術具になってしまう事。
つまり、死んではいなくても死んでしまうのと同じだ。
納得なんてできないよ!
「納得してもらわねばならぬ」
「できないって!」
「術式を受ける本人が納得して受け入れねば、術が発動せぬのだ」


