あたしは氷血一族を守るために、こいつ等について行くから!
だから凍雨君はあたしの大事なしま子を守って!
「お願い凍雨君!」
「わかり・・・ました・・・」
悔しそうにギリギリと雪に爪を立て、彼は頷いた。
「では天内の娘、ここへ来て隣に立て」
「・・・・・」
あたしは唇をキュッと結んで、雪を踏みしめ歩き出した。
雪を踏む音が心細い。不安で、心細くてたまらない。体から気力が抜けていく。
この先は本当に独り。
誰もいない。あたしは独りになってしまうんだ。
正直、怖い。すごく怖いよみんな! 門川君!
心の中で彼に救いを求めて叫ぶ。
会いたい。門川君助けて。あたしこれからどうなるの?
助けて! 助けて! 助け・・・
ハッとした。
そして両手をギュッと握り締める。
しっかりしろ!
あたしは彼の護衛役でしょ!? その彼に救いを求めてどうする!
自分のことは自分で何とかする!
絹糸も言ってたじゃないの。あたしはもう一人前の神の末裔なんだって!
萎えた気力を振り絞り、転移の宝珠の図式の上に男と並んで立った。
凍雨君が立ち上がり、今にも泣きそうな顔であたしを見つめている。
大丈夫だよ、心配しないで。
これでもあたし、何度も修羅場を潜り抜けてきたんだから。
安心させるために笑顔で手を振ろうとした瞬間・・・
風景が、一変した。
本当に一瞬。瞬きする間もないほどの一瞬。
あたしは見た事もない室内の中で、右手を顔の横に挙げながらキョトンと硬直していた。
だから凍雨君はあたしの大事なしま子を守って!
「お願い凍雨君!」
「わかり・・・ました・・・」
悔しそうにギリギリと雪に爪を立て、彼は頷いた。
「では天内の娘、ここへ来て隣に立て」
「・・・・・」
あたしは唇をキュッと結んで、雪を踏みしめ歩き出した。
雪を踏む音が心細い。不安で、心細くてたまらない。体から気力が抜けていく。
この先は本当に独り。
誰もいない。あたしは独りになってしまうんだ。
正直、怖い。すごく怖いよみんな! 門川君!
心の中で彼に救いを求めて叫ぶ。
会いたい。門川君助けて。あたしこれからどうなるの?
助けて! 助けて! 助け・・・
ハッとした。
そして両手をギュッと握り締める。
しっかりしろ!
あたしは彼の護衛役でしょ!? その彼に救いを求めてどうする!
自分のことは自分で何とかする!
絹糸も言ってたじゃないの。あたしはもう一人前の神の末裔なんだって!
萎えた気力を振り絞り、転移の宝珠の図式の上に男と並んで立った。
凍雨君が立ち上がり、今にも泣きそうな顔であたしを見つめている。
大丈夫だよ、心配しないで。
これでもあたし、何度も修羅場を潜り抜けてきたんだから。
安心させるために笑顔で手を振ろうとした瞬間・・・
風景が、一変した。
本当に一瞬。瞬きする間もないほどの一瞬。
あたしは見た事もない室内の中で、右手を顔の横に挙げながらキョトンと硬直していた。


