一週間以上―――!!?
「まさかそれ、冗談だよね!?」
「まさか君は、僕が冗談を言うタイプの人間だと思っているのか?」
「思わない! まったく!」
じゃあ本当に一週間かかるの!?
こんな所に一週間も閉じ込められるなんて嫌だよー!
「永久だからその程度で済むのじゃ。並みの術者ならば数ヶ月かかるわい」
「それ、なんの慰めにもならない――!」
「死にはせんから安心せい」
「トイレしたくなったら、どーすんのよ!?」
「そうですわよ! わたくしもアマンダもうら若き乙女ですのよ!?」
みんなちょっとあっち向いてて~。
・・・なんて絶対、絶―――対、いやだ!!!
「それに食料だってどうするのさ!? 飢えちゃうよ!」
「結界の中では、基本的にそっち方面の心配は無用じゃ」
「そうだ。今一番の憂慮すべき事は・・・」
門川君が腕を組み、真剣な表情になる。
「僕達が脱出できないでいる間に、外で何が起きるのか?という事だ」
・・・・・。
みんな揃って沈黙した。
そしてやっぱり揃って絹糸に注目する。
その答えを知るのは、恐らく絹糸だけだろうから。
絹糸は暗い足元に視線を落とし、じっと沈黙を守っている。
しばらくして・・・ほぅっと小さくひとつ、息を吐いた。
「こうなればもはや隠し立ても無意味じゃろうな」
そしてセバスチャンさんを見上げた。
「お前、その前に言う事があろう?」
「お気付きでしたか? さすがでございます」
セバスチャンさんが微笑んだ。
「まさかそれ、冗談だよね!?」
「まさか君は、僕が冗談を言うタイプの人間だと思っているのか?」
「思わない! まったく!」
じゃあ本当に一週間かかるの!?
こんな所に一週間も閉じ込められるなんて嫌だよー!
「永久だからその程度で済むのじゃ。並みの術者ならば数ヶ月かかるわい」
「それ、なんの慰めにもならない――!」
「死にはせんから安心せい」
「トイレしたくなったら、どーすんのよ!?」
「そうですわよ! わたくしもアマンダもうら若き乙女ですのよ!?」
みんなちょっとあっち向いてて~。
・・・なんて絶対、絶―――対、いやだ!!!
「それに食料だってどうするのさ!? 飢えちゃうよ!」
「結界の中では、基本的にそっち方面の心配は無用じゃ」
「そうだ。今一番の憂慮すべき事は・・・」
門川君が腕を組み、真剣な表情になる。
「僕達が脱出できないでいる間に、外で何が起きるのか?という事だ」
・・・・・。
みんな揃って沈黙した。
そしてやっぱり揃って絹糸に注目する。
その答えを知るのは、恐らく絹糸だけだろうから。
絹糸は暗い足元に視線を落とし、じっと沈黙を守っている。
しばらくして・・・ほぅっと小さくひとつ、息を吐いた。
「こうなればもはや隠し立ても無意味じゃろうな」
そしてセバスチャンさんを見上げた。
「お前、その前に言う事があろう?」
「お気付きでしたか? さすがでございます」
セバスチャンさんが微笑んだ。


