「ひっ…!?」



「きゃあああああ!!」

「か……、会長ーー!!」


「い……、





いやあぁーーー!!



翼ーーー!!」




視界が塞がれている中、大勢の悲鳴が聞こえてくる。



「ゼ……っ、

ゼロ…………っ!」



耳から聞こえてくる声に、ソラは悟った。



見てはいけないと。


ゼロが私に駆けつける程、何かが起きている事を。



恐怖に震えるソラをゼロは抱きしめる力を強める。



「見るな…。
ソラ…………。」



ゼロは小さく呟き、




「見てはいけない………!!」




ゼロが視線を向ける先には、照明器具に潰された男の、なれの果てだった……。