―――トン トン 「璃姫ーっ?」 突然のノックの音が響く。 ドアから顔をのぞかせているのは、亜姫。 「入っていーよ」 ちょうどいい。 ……亜姫には、あのこと、話しておいたほうが良いはずだから。 「暇だから来ちゃったー。璃姫、なにしてたの?」 「うふふ。 私も暇してたんだよー」 さすが双子。気があうというかなんというか。 「あのね、ちょっと今日、蓮の従兄弟にあってね…」 “蓮”という単語をきいただけで女の顔になる亜姫。 おそるべし、ピンク頭。