あたしが丘に行った時 お母さんが迎えに来た。 メールも電話もなくて… ホントにあたしはあの家にいたら行けない そう考えていた時だった。 「咲希…」 そう呼ばれて声のした方を 振り向いた。 そこにいたのは… 礼衣ではなくお母さんだった。 お母さんはさしていた傘を投げ出して あたしの事を抱きしめてくれた。