「ごめんね!梶野くん!ほんと……っ」



半泣きになりながら、梶野くんに少し近づいて行くと。




「ほんとに、ごめんって……ひゃあっ!」



足がもつれ、そのまま顔面から転倒してしまった。




「い、いた……」



顔面から落ちたせいで、鼻を打ってしまったあたし。


地味に痛いです。


今のあたし、絶対鼻赤い。