あたし、氷室理緒。大学2年生。 自慢じゃないけど、顔もスタイルも文句のつけようがないほどに完璧だ。 さらに、自慢じゃないけど、モテる。 1日1回は愛の告白とやらを受ける。 ――それなのに、彼氏がいない。 あたしに告白してきた何人もの男。 なかには付き合ってもいいなぁと思える男もいた。 ――……なのに、彼氏がいない! 理由は簡単だ。 告白してきた男たちの口から出る言葉ときたら……。 「氷室さんのこと好きだったんだ」 “だったんだ” ……すべてが、過去形。