【恋愛短編】味噌らーめん



冷蔵庫にしまっておいた、丼に入っているスープを鍋に移す。

タイマーで、すでに炊き上がっているほかほかのご飯。

そして、卵。



「……うそぉっ、マジで!?」




――卵が……ないっ!!


すぐにできあがるはずの雑炊。

卵がないなんて、絶対に許せない。

どうでもいい七味が手元にあって、絶対に必要な卵がないなんて!



「ちきしょうっ!」



あたしはサイフを取り出すと、サンダルを履いてスーパーへとダッシュした。



夕方のスーパーは、買い物のオバちゃんたちでごった返す。

卵といえば、各家庭の冷蔵庫に必ず入っている超必需品。

しかも、不特定で特売があるから、売り切れになっている可能性は大!