「っカルエラ様!!」

異族が俺の前に集まり始めた


「人類をっ
滅ぼしましょうっ」

「俺たちは古種とは違う
血を飲まずとも生きられるっ」

「これはっ
そういうコトに御座いましょう!?」


愛する者を失う悲しみ――

死とはほぼ無縁の暮らしをしていた我らには
辛すぎる惨状だった